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Scavenger Of Human Sorrow

人文学系大学院生のだらだらとしたツブヤキ:研究・大学・音楽・自転車・マンガなど

思考にふけるための音楽

 私が音楽に求めるものは,基本的には”非日常性”で,

 喜怒哀楽いずれかの感情を,平常とはかけはなれたレベルまでぶちあげてくれることを望んで,音楽を聴いている。

 

 だからまあ,基本的に好きな音楽を作業中なんかに聴くのは全く向いてないよね。

 感情が昂って集中が途切れちゃうんだから。

 

 だけども,今年Hardfloorの来日ではじめてクラブなるところに行って,

 全く別次元の音楽の楽しみ方を開拓できたような気がする。

 

 オールドスクール・テクノ,アシッド・ハウス,

 

 機械的で無機質な音と,数学的なまでの法則性と構築性を持ったミニマルな音楽が,

 リスナーの思考をアセンションするというか,ディセンションするというか,

 普段はなかなかモノをとおさない心の膜を,1枚すり抜けさせる力を持つことを身を以て経験した。

 

 これを一般的な言葉で言うなら単に「集中力を上げる」ってことで,

 ちょっと危なげな表現にすると「トリップする」ってことなんだろう。 

 

 HardfloorHiroshi Watanabe

 そして,今年1番聴いて,ソロライブを初めて見ることが出来た,agraph

 

 音楽に没入するんじゃなくて,思考にふけるために聴く音楽がある。

 こういうことを知れたのが今年の収穫だったと思います。

 

 (こういうことを周りに言ってたら,仲のいい友人に「あいつはクラブで神秘体験をした」とバカにされた笑)